イモリは、ちょっと嫌われ気味の生き物のように思いますが、でもじっと観察していると仕草も滑稽で、案外かわいい顔をしています。今回は、山で出会った見たままの姿を表現してみようと思いました。その時は、澄んだ水の中でほどんど動かず、時々、宙に浮いたような状態で、ゆっくり足を動かし、からだをくねらせて移動していました。そして、①真上からみると黒色ですが、②横から見ると鮮やかな赤色が少しだけ見え、③鼻先は丸く、④目の部分が少し出っ張って、⑤尻尾は船の櫓のような形をしていました。これだけの特徴をレゴで表現しようと、すべて黒と赤の薄型のブロックで挟み込み、足は稼働できるようにし、からだも2ケ所で曲げています。後は、鼻先に丸みのある部品を使い、目の部分を強調し、尻尾の部分だけ、よく似た形のブロックでかさ上げしています。クリエイティブレゴは、あまり全体の写実を意識せず、いくつかの特徴に絞り込み、その部分を強調することにより、見た目のイメージに近づけることができるように思います。
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