神社の境内を歩いていた一羽のニワトリを表現してみました。いつもどおり顔部分にも苦労しましたが、実はその後の胴体づくりで学んだことがありました。最初、直観的に胴体をつくっていましたが、どうにもイメージがしっくりこなかった時は、全体のバランスが悪く2本足で自立することがおぼつかなかったように思います。しかし、ある程度納得のいくイメージに近づいたとき、不思議と2本脚でしっかり立って、バランスが取れていることに気づきました。結果的に2本足はV字型をしたからだの基本形状の先端にあったということです。そもそもニワトリのからだは二足歩行に適したバランスの取れた形状に進化してきたものと思われます。このような場合、クリエイティブレゴでは、むしろ、骨格的にバランスが取れた状態を想定しながら、つくり込むことによってそのもののイメージに早く近づけることができるように思います。
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