三重の鳥羽水族館で、自らの意思で人を楽しませているようなあまりに芸達者なセイウチ君を見て、衝撃をうけました。そこで、早速、顔の制作にとりかかりましたが、特徴を表現しようとするとすればするほど顔が大きくなり、何度も挫折し、一度はあきらめました。顔の特徴を出しながら、幅を4列に収めることができなかったからでしたが、思い切ってちょっと大きい目の顔をつくってからブロックを入れ替え、試行錯誤で小さくしていく方法をとりました。その結果、なんとか出来上がりましたが、顔に合わせてからだは相当おおきくなっています。これでも小さい目で頭でっかちに見えますが・・・。顔は思い切って大きい目からブロックの数を少なくしていく方法で、逆にからだは徐々に大きくしていく方法を組み合わせています。顔と胴体の接合部は、後付けのため、最少のブロックで、かつスムーズに回転するよう工夫しています。